巡回小劇場 ミュージカル「あらしのよるに」が開催されました
9月4日(水)、赤井川小学校体育館にて、村内の小中学生、保育所の年長さん、高齢者や
一般の方々を対象とした巡回小劇場を開催しました。
普段あまり触れることのない演劇や音楽、古典芸能などを身近に感じてもらおうと毎年
行われているもので、今年はミュージカルが行われました。
ミュージカル終了後には、ワークショップが行われました。
保育所の園児や中学生が一緒になって役になりきり、ミュージカル中のワンシーンを
演技しました。
最後は、劇団の方々がお見送りをしてくれました。
来年の巡回小劇場は古典芸能になりますので、演目はまだ未定ですが皆様のお越しをお待ちしております。
※この記事は赤井川村のホームページから転載しました。
ハックルベリーフィンの冒険
幼稚園むけ、小学校向け、中学校向け、高校向けとたくさんの作品を用意しておりますが、
10年前から、毎年1,2ケ所から公演依頼が来る作品があります。加藤多一さん原作の『ホシコ』と『ハックルベリーフィンの冒険』です。マークツェイン原作のアメリカで、多くの人たちに読まれている作品です。とても長い作品ですが、原作の最初と最後の所を取り込んで、途中はかなり省きました。ミシシッピー川を、イカダで逃げる作品ですから大変です。
今年も7月12日に道北の町の教育委員会さんに呼ばれて公演してきました。
スイミー
保育園・幼稚園対象
原作/レオ・レオニ 演出/真壁六郎
小さな黒い魚スイミーは、広い海で仲間と暮らしていました。ある日、仲間たちが大きな魚にみな食べられてしまいました。一匹だけ残ったスイミーは・・・
原作者 レオ・レオニ
1910年オランダに生まれる。イタリアで暮らした後、米国に亡命し、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍。その後再びイタリアへ帰国し1999年イタリアのトスカーナで亡くなる。「スイミー」「フレデリック」「アレクサンダとぜんまいねずみ」3作品でカルデコット賞を受賞。その他にも米国、ドイツなどで多くの賞を受賞している。
あらすじ
ちいさな赤い魚の兄弟たちのなかで、1匹だけ真っ黒の魚の「スイミー」
大きなマグロがやって来て、兄弟の魚たちを飲み込んでしまいます。逃げられたのはスイミーだけ。
けれど、海の中にはくらげやいせえび、いそぎんちゃくなどいろんな生き物がいます。そんな中見つけた、スイミーにそっくりな小さな赤い魚たちに「遊ぼう」って誘っても「大きな魚に食べられるから」と岩陰から出て来ません。
スイミーは考えて・・・皆で大きな魚のふりをして泳ごうとみんなを誘います。赤い魚たちの中でスイミーは目になって、みんなで力を合わせ大きな魚を追い出しました。