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五感で楽しむ短編演劇集

中学生・高校生対象

 

国語の教科書に出てくる作家の、短編を舞台作品として表現してみました。 
舞台は観客と役者が、同じ空間と時間に展開していくものです。
視覚、聴覚はもちろん嗅覚、触覚、味覚までをも共有することが可能かもしれません。
作家の文章表現の豊かさを、我々は五感全てに訴える舞台作品で挑んでみました。
観た後で、小説を読んでみたくなる舞台をめざしています。

作品紹介

 

○「火焔太鼓」古典落語から
○「名人伝」原作/中島敦(1909~1942) 
○「魔術」 原作/芥川龍之介(1892~1927)
○「葉桜と魔笛」原作/太宰治(1909~1948) 
○「断食芸人」 原作/フランツ・カフカ(1883~1924)

 

1時間20分程でお好きな作品3本を続けて観ていただけます。
ご希望の時間によって、2本でも構いません。
短編作品2~3本を見るので、集中力も保てるとご好評いただいております。

「火焔太鼓」:古典落語には三つの有名なハッピーエンドの噺があり、そのうちの一つです。江戸時代からの噺で、昭和初期に古今亭志ん生が大きく膨らませて、今でも人気の噺です。

「名人伝」:中島敦さんの作品はよく教科書に載りますが、山月記が多いようです。この名人伝は中島さんの生前に発表された最後の作品です。

「魔術」:欲望を捨てる事が出来れば魔術を教えてくれると言われます。魔術を覚えて、友人とトランプをしている時に欲望が湧きあがり相手の全財産を手に入れますが・・・

「葉桜と魔笛」:太宰治の得意な女性の心の中を上手に描いた作品です。あまり有名な作品ではありませんが、太宰ファンの中にはこの作品が一番好きだという方が少なくない様です。

「断食芸人」:20世紀を代表する作家のひとり、フランツ・カフカの最終晩の作品です。死後に刊行されましたが、世界的に評価の分かれる作品です。

上演開始時期・上演料など詳しくはお問い合わせください。

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