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劇団さっぽろ

北海道を基点に幼稚園・保育園・小学校・中学校・高等学校などの学校公演を行っている専門劇団、劇団さっぽろのオフィシャルサイトです。

Official Website

劇団からのお知らせ

やっとコロナが収まり、3年ぶりに予定していた公演を無事に終える事が出来ました。

振り返ってみますと、2019年度の終り頃、2020年1月2月3月の幼稚園公演が全てキャンセルされたのが、悪夢の始まりでした。そこから、昨年度末まで劇団が生き残る事が出来るか、全く予想できない状態でした。今年度に入って、各地の教育委員会様から公演依頼を受けて、よろこんで飛び回っておりましたが、ガソリン代や宿代の請求書が集まってきますと、年初予定していたより、はるかに大きい金額になっており慌てております。そんな中でも久しぶりの高校公演として、小樽水産高校の皆さんに、小樽市民会館で『いちご同盟』をみてもらいました。
この作品を来年度は多くの皆さんに見ていただきたいです。

11月1日 劇団代表西村

毎年、夏休みが終わる8月末から、10月中頃までが公演依頼の多い時なのですが、いつもと同じように今年もその時期に集中しています。体育館に生徒さんを座らせておくには、寒くなる前のこの時期になると思います。今年の巡演の中でちょっと変わっていたのは、滝上町で行った、1日で2会場2作品上演ですね。午前中に小学生に「あらしのよるに」を観ていただき、午後は別な会場で中学生に「いちご同盟」を観ていただきました。小学生にも中学生にも大変喜んでいただきました。

また、翌日の遠別町の公演の事を、北海道新聞が記事にしてくれました。

9月30日 劇団代表西村

今年は7月の羽幌町教育委員会様の主催による『いちご同盟』公演から、夏休みを超えてからの各地の公演を続けております。もう8年目になる『あらしのよるに』と新作『星の王子さま』や『いちご同盟』を、たくさんの地域でみていただきました。ありがとうございます。昨年までの3年間はコロナの影響で、ほとんど動けませんでしたが、5年ぶりに伺った標津の劇場の方からは 久しぶりだな西村さんと、私が名刺を出す前に声をかけていただき、この前来た時の忘れものだぞと、荷物運搬用の小さな台車を渡されました。

標津町では、小学生向けと中学生向けの2回公演を行いましたが、同じタイトルですが、

観てくださる生徒さんの年齢に合わせて、台本は何種類も作ってありますので、小学生向けでも、低学年向けと高学年向けと分かれております。全学年同時に見ていただく時は低学年向けで公演します。

まだまだ、12月の大樹町まで公演は続きますが、コロナがぶり返さない事を祈りながら頑張って行きます。

9月23日 劇団代表西村

7月に入り、令和5年度の仕事が動き出しました。中学生たちに、いちご同盟を観てもらいました。12日と20日に道北と道東の教育委員会さまの主催で公演してきました。中学生の場合は、小学生と違い公演中には、あまり大きな反応を示さないので、どう思われているのか、心配になりますが、20日の公演後に中学3年生の女生徒に、感想を聞いてみると、ものすごく面白かっ たと話してくれました。泣いちゃったよと言ってくれたので、ほっとしました。まだ、今年度の仕事は始まったばかりです。明日からも頑張ります。

2023.7.22更新

コロナに対する恐怖も薄らぎ、各地の教育機関でも鑑賞会を検討して下さる所が多くなり、とても喜んでいます。まだ新年度は始ったばかりですが、すでに昨年度実績を超えるほどの、お問い合わせをいただいております。今年度は、昨年度と同じ作品を上演します。

『あらしのよるに』は2015年からやっているので、8年目ですが、今年も10ケ所以上のの公演依頼をいただいています。ありがとうございます。

2023.5.22更新

4月の「あらしのよるに」 公演は、我々にとっては久しぶりに、チケットを買えば、
どなたにもみていただける公演でした。学校の体育館で生徒さんに、教材として
みていただく事の多い我々には、とても新鮮な感じでした。
コロナの影響で、3人以上は同じ場所に集まるなとか、言われていたわけですから、
演劇上演などは成り立たないわけですが、やっとコロナも少し収まったようですから
今年はたくさん公演したいですね。

2023.5.4更新

4月11日に「あらしのよるに」を宮の沢のちえりあホールで行います。劇団さっぽろは毎年道内各地10ヶ所程の教育委員会や小中学校で公演しておりますが、皆さんに観ていただける機会を増やそうと思い、一般公演を行うことにしました。毎回、その時に見てくれる生徒さんに合わせて芝居の内容を変えておりますが、今回は小学生高学年向けで上演いたします。

日時 :4月11日18時30分開演

会場 :ちえりあホール

入場料:1,500円

2023.3.27更新

1月20日、新年最初の公演を行いました。今年も頑張りますので、よろしくお願いします。

2023.1.23更新

新作の「星の王子さま」や「いちご同盟」を、すでに来年度の予定に入れてくれた教育委員会や高校があり、とても喜んでいます。また、今まではやらなかった一般公演を4月からどんどんやります。毎月2回ずつやるので、ご期待ください。
まずは4月11日にチエリアホールで「あらしのよるに」が決定しています。


​↓星の王子さまのチラシが完成しました↓

2022.12.12更新

今までは、各地の教育委員会さまの主催で小学生や中学生に観ていただく場合が多かったのですが、誰でも観に行ける所で公演しないのかいと言われる事が多くなりました。

コロナが少し収まってきた事もあるのでしょうが、劇団さっぽろがどんな芝居をしているのか、見てみたいと言われる事は、とてもありがたい事ですから、やろうと思います。

来年4月からは、毎月1回か2回はやろうと思います。

2022.11.15更新

 

 

札幌のアルプス認定こども園さんでスイミーを見てもらいました。園に行ったら、子どもたちがこんな素敵なプレゼントを用意してくれていました。クラゲやウツボたちのすがたを、いっぱい書いて くれました。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

8月19日に、日高の富川中学で、いちご同盟の公演を行いました。三田誠広さんが30年以上前に書かれた小説をもとに舞台化した作品です。脚本は3年前にできていたのですが、コロナの影響で上演できずにいた作品です。昨年平取で初めて講演して、今回が2回目になります。とても真剣に観てくれました。最後に女の子が死んでしまうお話なので、芝居が終わった後に拍手がないのは、予想していましたが、この後で生徒さんの感想文が来るのを楽しみに待っています。

9月27日には佐呂間の中学生にも、観ていただくことになっています。他に豊富町教育委員会でも、秋に中学生にみせたいと、検討してくれています。

2022.8.22更新

 

 

 

星の王子さまと言う話は、作者が相当長い時間をかけて、考え抜いたものだと思います。砂漠に不時着したパイロットの前に突然現れて、消えてしまう王子さまは、何一つ形のあるものを残していません。パイロットに残してくれたのは、笑い声だけです。砂漠で孤独なパイロットが幻を見たのだと言われても、反論する根拠は何もありません。王子さまの笑い声を聞いたのも、パイロットだけです。主人公が存在した事の証拠を何も残さない話を書こうとした、この作者の発想は、面白いですね。そして作者のサン・テグジュペリの飛行機も、この作品を発表した後、ドイツ軍の偵察に向かい、地中海に消えてしまいました。

サン・テグジュペリが戦争が終わるまで生きていたら、原爆投下を、どうみなしたか? バオバブの木は根絶やしにしろと言ったのか? きっと違うと思う。生きていて欲しかった人ですね

2022.8.5

 

今年度最初の公演を、7月15日に行いました。新作ですから緊張しますが、客席からの温かい応援で、終える事が出来ました。

コロナが少し増えて来ましたが、活動を止めずに乗り越えていきたいですね

来週20日に、今度は大きな劇場での公演です。頑張ります

また、新たな問い合わせが続いてきております。夏休み中に、秋の公演の予定を立てようとする方々が、増えているようです。とても、嬉しいですね。

2022.7.18

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年度最初の本番が、来週の金曜日15日に迫ってきました。中標津支援学校で、新作の「星の王子さま」の初演です。中標津支援学校には、3回目の訪問になります。ただ、今回は新作の初演で、今年度最初の本番ですから、正直言って、選挙の事も、安倍さんの事も、落ち着いて考えられません。色々な意味で、色々な事を、落ち着いて考えられる、世の中になってほしいですね。

安倍さんのご冥福をお祈りいたします。

2022.7.9更新

 

 

コロナの影響も減ったかなと思い、幼稚園への営業に力を入れてみましたが、まだまだ心配している方が多いですね。でも、夏休みまでには、収まるでしょうから、9月か10月にやろうかなと言ってくださる方も増えています。早くマスクのいらない社会に戻って欲しいですね。

2022.6.16更新

 

コロナが出て来てから、高校生向けの公演が無くなってしまいました。2018年に中学や高校で見てもらうために新作を作ろうと思い,三田誠広さんの『いちご同盟』の舞台化を考えました。三田さんからも承諾をもらい、2019年には脚本を作りましたが、コロナ騒ぎで2年間は上演することができませんでした。2021年末になって、やっと1回目の上演が出来ました。三田さんの作品は、とても多くの人が登場します。野球の試合のシーンもとても面白く描かれています。でも主人公の男の子はピアニストを目指しています。そうして入院中の女子が現れます。この作品を演劇として、狭い舞台の上で表現できるのかと悩みましたが、15歳の3人が、お互いの存在から影響を受けて生きて行く姿は、描けるだろうと思いました。昨年の 1 回目の上演で、これなら観てもらえると思いました。その時に気がついた事は直しながら、皆さんに満足してもらえる作品にしていきます。

2022.5.22更新

 

 

今年度の新作の『星の王子さま』が7月中旬に教育委員会主催で、多くの小学生に観てもらえる事になりました。子どもたち向けに、ひらがなで作品の説明を書いてほしいと言われて演出担当の信山君に書いてもらいました。

​「星の王子さま」

ひこうきパイロットのぼくは、あるときさばくにきてしまった。
まわりにはだれもいない、、、とおもっていると、そこにとつぜんおとこのこが!

おとこのこはちいさなちいさなほしからきたおうじさま。

おうじさまは、ほしにさいているバラとけんかをして、ちきゅうにきたみたい。

ぼくはおうじさまとたくさんのはなしをして、すてきなじかんをすごした。

だけど、おうじさまがほしにかえらないといけないときになった。

さいごに、おうじさまはぼくにたいせつなことをおしえてくれて、ほしへかえっていった

2022.4.9更新

 

 

令和4年度の小学生向け作品『星の王子さま』は、サン・テグジュペリの作品です。1940年にフランスからアメリカに亡命して1943年に出版されています。1941年には真珠湾攻撃があり、半年後にはミッドウエイ海戦がありました。本の中に出てくる、3本のバオバブの木が星をめちゃくちゃにすると言うのは、日本とドイツとイタリアの事でしょう。この本は小さな子供のために書かれましたが、人間の、大人になった人間の愚かなところを厳しく指摘しています。それを小学生に理解してもらおうとすると、つまらなくなると思います。何か印象的なシーンとかで、記憶してもらえれば、何年かたった時に、思い出してもらえればいいかなと思っています。本当の事は目には見えないのだから。

2022.4.9更新

 

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ウェブマガジン「カムイミンタラ」に劇団さっぽろがとりあげられています。詳細はこちら

団さっぽろは1959年に動き出してから、今年2023年で64年目になります

これまでに、北海道中で300万人の皆様に舞台を観ていただきました。

ありがとうございます。

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 北海道教育委員会の主催の巡回小劇場があります。今年も公演地の発表が行われました。

 この動きに合わせて各地の教育委員会でも、それぞれの主催公演の作品選定に動き出します。

 毎年多くの各地教育委員会さまから、お問い合わせをいただいております。

 

 生の舞台は同時に2ケ所ではできないのですが、各地の皆様から、

 声をかけていただけることは本当にありがたいことです。ありがとうございます。

 劇団さっぽろは北海道内だけで、公演をしていますし、最近は道路もよくなっているので、

 ご希望の日にちにお伺いできます。どうぞご検討下さい。

 

 劇団代表 西村善孝

 

 私が劇団代表として、28年ぶりに劇団に戻った時に、劇団はほぼ潰れかけていました。

 以来10年間は、各地の教育委員会さんの予算で、小学生、中学生の芸術鑑賞会として、

 取り上げていただくための努力を続けてきました。

 

 200以上ある教育委員会の主催なら会場条件などは一定のレベルが維持されていて、公演を行う事に不安がありません。

 そうして、10年間劇団を維持できましたが、3年ほど前から状況が変わってきました。

 北海道教育委員会さんの予算も、減ってゆき、いずれなくなるかなと不安も持ちます。

 

 基本的に少子化という事があります。

​ それでも「子供たちに夢を与えたい」という強い思いで、これからも北海道中の子供たちに喜んでもらえる舞台を

 創り続けていきます。劇団を維持して1公演でも多くの舞台を創り出して行きます。

​ これからもよろしくお願いします。
 

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 高校生芸術鑑賞会作品として、検討していただけるように、色々な視点から、原作を探しました。この「いちご同盟」は国語の教科書にも取り上げられており、NHK教育番組でも放送されております。三田誠広さんは「僕って何」で芥川賞を受賞しています。

 少女が15歳で死んでしまう話です。その少女に関わる同い年の少年2人はこの少女との関わりの中で、人間としての一番大事な物を育てていきます。舞台化するためには、小説の多くの部分を切り落とさなければなりません。限られた場所と、限られた時間でこの作品を伝えることに努力しました。

​ でも、出来るだけ小説の世界を再現するために、15歳の3人の登場人物のせりふは、ほとんど小説のままにしました。まだ携帯電話もネットもない時代の話です。今の高校生にはちょっと違和感を感じるかもしれません。でも、そこの違いを説明するようなことを、付け加えずに作りました。きっと、伝わると信じています。ぜひ芸術鑑賞会の作品としてご検討ください。

劇団さっぽろ代表 西村善孝

 

原作「いちご同盟」三田誠広(河出書房新社)

上演時間80分

高校の体育館で上演可能です。照明、音響等の装置はすべて、劇団から持って行きます。もちろん各地の劇場での公演も可能です。

巡演開始予定の作品です。
「いちご同盟」
原作・三田誠広 脚色・小佐部明広
中学生、高校生に是非観ていただきたい作品です。

「しょうじょう寺の狸ばやし」について

しょうじょう寺の狸ばやしは、2月28日にさっぽろの保育園で1回目の公演を行いました。3月23日にも札幌の保育園で公演します。

狸くんたちがかわいいと園児さんたちに喜ばれました。お坊さんが三人出てきますが、権威を振りかざそうとする最初のお坊さん。三年間の山修行の力を見せようとする二人目のお坊さん、そして、狸たちと仲良くなる三人目のお坊さん。少し極端なお坊さんたちですが、子供たちはゲーム感覚で、最後に一番強いお坊さんが出てくると思ったら狸たちと戦わないので少しびっくりしてしまいます。この戦わないお坊さんの姿が心に残ってほしいです。

~ごあいさつ~

 いま公演している『あらしのよるに』は木村さんの原作に出来るだけ沿って作っていますが、最初から原作の絵本とは、違う作り方をしようと決めていたシーンがあります。

 それは、ガブとメイが初めて相手の姿を見た後です。テレビや映画でも、目が点になり時間が止まったようになりますね。原作の絵本でも次のページでガブとメイが山を登りながらお話をしていますが、目が点になった後、一緒に山を登るまでの、ガブとメイの心の動きをきちんと子供たちに伝えたいと思いました。そこにかなり時間をさいています。

 その時にガブが話した言葉が、雪山で一番苦しい状況になった時の救いになるように。でもメイはまだガブを信じきれないという感じも残しています。子供たちにどう伝わっているのかな?それと、ガブとメイの心のつながりを表す言葉として、あらしのよるに、という言葉を一緒に口にするシーンを3度作っています。3度目で観客を泣かせようという計算ですが、これもうまくいっているのか微妙ですね。ぜひ見てみてください。

​2018年8月14日 劇団代表 西村善孝

「スイミー」

小さなかしこいお魚スイミーは仲間を大きなお魚に食べられて一人で海の中でいろいろな生き物と出合い成長していきます。

「ソメコとおに」

ソメコはいつもあそびたい。鬼にさらわれたら本物の鬼とオニごっこ。鬼も疲れてソメコの事をおっとうに返しにいったとさ。

「すてきな3人ぐみ」

3人組の泥棒が馬車の中で見つけたのは小さな女の子だけです。その子から親のいない子たちを助けてと頼まれて、つい引き受けてしまいますが、、

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